日々淡々

2017年4月〜

5/2

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春光やホットケーキにふかぶかと

抱き合えば人の形に春過ぎて

ピアニカのまぬけに高く夏近し

初夏のキスより軽いハーモニカ

 

 

 

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5/1

 

無邪気だと言わせておけば花椿

春闘や紫煙は空(くう)を漂って

筍や歯に柔らかき陽があたる

晩春に鯖寿司持たされ帰る道

沈丁手少し乾いた毬寿司

 

 

先日亡くなったおじさんのお葬式が今日あった。父方のお母さんの弟。つまりお婆ちゃんの弟。昔は良くしてもらったけど、離婚した後のことはよく知らない。

私は仕事だったので、葬儀には出席していない。できるだけ規模は小さく抑え、参列者は10名ほど。骨は黒い所が多かったと言う。亡くなる前の病状が悪いほど、焼きあがる骨は黒く崩れるらしい。

会食で出されたものを持ち帰り、夕飯の一部となった。手土産の料亭の鯖寿司は昆布が効いていて、美味しかったけど好みの味ではなかった。

 

 

 

 

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4/29

 

青葉風サンドウィッチのこぼれゆく

菜種梅雨温め直すナポリタン

春光や片手に重いアメリカンドック

スイートピー古墳にひとつロールパン

初夏の噛めば噛むほどオムライス

モダン焼左を向けば遠花火

胃に落ちて夕焼けだったかモダン焼き

 

 

 

 

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4/1 四月馬鹿大袋回し

 

二番ならむしろ良いよねつばくらめ

空測りかねひたすらに巻くサザエ

嘘つきは紫雲英に沈め沈め沈め

→嘘つきと紫雲英畑でキスをする

呼び捨てにしないさせない望潮

光る窓遠くのカエルまで生活

蜆汁昨日の足音までフェイク

順番にキャベツになって昼寝かな

泣き虫の女王の髪に鳥帰る

春うらら外野手の瞳に青き空

青・黄・赤ピヨピヨ渡る新学期

電話鳴る僕もアサリも目を覚ます

→電話鳴る僕も浅利も目を覚ます

眠いから負ぶって帰る朧月

→眠いから負ぶってちょうだい朧月

牛蛙夜を宇宙と勘違い

→牛蛙鳴き止み宇宙的停止

吊橋のふたりめがけて春一番

自転車の寿命無視して山笑う

菜飯炊くついでに素数まで炊ける